スポンサーブランド広告では、まずリンク先を決めます。商品詳細ページかブランドストアかで、動画に必要な説明が変わるためです。Amazon広告に使う動画を企画するECチーム向けに、素材選びと入稿前の確認をまとめます。広告コンソールでの入稿や配信テストは行っておらず、以下は公開情報と架空例に基づきます。
Amazonのスポンサーブランド動画広告はどこで見られる?
商品詳細ページをリンク先にする広告は、検索結果と商品詳細ページに表示されます。ストアをリンク先にする広告は検索結果の上部・下部に掲載され、ストアへ誘導します。Amazon Adsの掲載仕様とストア動画の案内で確認してください。

商品詳細ページ用の動画は商品情報を補い、スポンサーブランド動画広告は検索結果などに出る有料広告です。後者はリンク先とCTAまで設計し、同じ素材を使う場合も冒頭や比率を見直します。Amazonの商品ページ用動画の記事はページ用、本記事は広告用です。
一つの商品と訴求を広告向けに決める
EC動画広告で最初に決めるのは、誰に何を見せ、視聴後どこで詳しく確認してもらうかです。「売上を伸ばす」だけでは素材を選べません。「電動ミルを比較中の人に、挽き目を3段階で選べることを見せ、商品詳細ページで仕様を確認してもらう」まで具体化すると、使う素材とリンク先が定まります。
以下は、架空の電動ミル「Mori」を使った記入例です。機種、ASIN、仕様は説明用の仮設定で、実在商品の情報や広告実績ではありません。
| 一つの訴求 | 使う素材 | 商品ページで照合 | 入稿前の確認 |
|---|---|---|---|
| 挽き目を3段階で選べる | ダイヤルを切り替える映像 | 対象ASINの仕様欄 | 切替数、字幕、ASINが一致 |
| 商品を特定する | 本体と操作部 | 商品名、色、型番 | 別モデルに見えない |
| 次の行動を示す | 商品、ブランド名、CTA | 選んだ遷移先 | 商品カードとリンク先が合う |
「均一に挽ける」「静か」は、この架空の仕様に根拠がないため加えません。実際の訴求は、現行の仕様書や試験資料と照合します。Amazon Adsの主張ポリシーと消費者庁の表示説明も確認してください。
無音でも伝わる冒頭と商品表示を組み立てる
Amazon Adsは、冒頭の数秒で商品や興味を引く要素を見せるよう勧めています。Moriならダイヤルの操作から本体全体へと進め、商品と訴求が画面だけで伝わるかを確認します。
スポンサーブランド動画広告は、動画の50%が画面に表示されると自動再生され、初期状態ではミュートです。音声トラックがある場合だけ、視聴者が音を有効にするボタンが表示されます。掲載仕様を確認し、音を出さなくても商品と訴求が分かるよう、字幕や画面上の短い説明を用意します。文字を詰め込みすぎると商品が見えにくくなるため、細かな仕様はリンク先の商品ページに残します。

掲載仕様は6〜45秒(20秒以下推奨)、MP4/MOV、500MB以下、16:9のみと記載しています。一方、日本語入門ガイドは9:16と16:9を案内し、2024年の告知は、9:16をストア遷移先にし、キャンペーン目標を「ページ訪問数の促進」または「ブランドインプレッションシェアの拡大」とする条件で利用できるとしています。商品詳細ページ遷移は選べません。公式ページ間で記載が一致しないため、比率と利用可否は広告コンソールで確認してください。
動画と商品詳細ページの情報を合わせる
Amazon動画広告では、商品名、ASIN、色、型番、付属品、価格やキャンペーンの有無を一覧にし、画面表示、音声、CTA、商品詳細ページを照合します。広告の見出しが「3段階調整」でも、リンク先が旧モデルなら案内は一致しません。
ページURLからたたき台を作る場合は、PexoのURLから動画を作る案内も参考になります。プレビューの商品情報は現行ページと仕様書で照合します。URLの読み取り範囲や表示の正確さ、Amazon Adsへの直接入稿は前提にしません。画像を使う制作とも別の経路です。

入稿前に表記と利用権を確かめる
入稿前はAmazon Adsのスポンサーブランド利用資格と広告コンソールで、出品者区分と対象ASINの可否を確認します。次の項目も現行情報と照合し、確認した版、ASIN、リンク先、承認者を記録します。
| 確認項目 | 見るもの |
|---|---|
| 商品と主張 | ASIN、色、型、字幕、音声、仕様書との一致 |
| 遷移先 | CTA、商品ページまたはストア、商品カードの行き先 |
| 素材の権利 | 写真、人物、音楽の広告利用、加工、地域、期間 |
| 利用資格と入稿条件 | 出品者区分、対象ASIN、形式、比率、サイズ、広告ポリシー |

まずAmazon Adsの広告審査ガイドを確認します。写真や音楽は、所有していても広告利用や加工まで認められるとは限りません。契約や文化庁の著作権契約マニュアルで利用範囲を照合し、人物や商標は権利者の許諾を記録します。審査通過は保証されません。






